番組スタート当初から募集していた嫁姑にまつわる川柳、通称・「花嫁川柳」。応募総数は1857作品!第1シリーズでの川柳募集を大きく上回る結果となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
データ放送やHPで発表しておりました優秀作品51点の中から、今回、中日川柳会・相談役の戸川嘉山先生が入選作品13点を選定。
そして何と、その中から羽田美智子さんと野際陽子さんご本人に、それぞれ“羽田賞”“野際賞”を選んでいただきました!また戸川先生には“花嫁のれん賞”の選定と、作品のご講評もお願いしました。
入選された方、おめでとうございます!賞品の到着をお待ちください!!
今回この催しの選をさせていただき光栄に思います。多数の皆さんの「姑と嫁」に関しての作品は、さまざまな形で姑さんの立場、お嫁さんの気持ちが表現されていて、楽しく拝見しました。昔の嫁姑の関係は、現在の核家族では大きく変化していると思われますが、中には昔のようなトラブルを抱えた家庭も存在すると思われます。
応募作品には同想句(同じような内容の作品)や、課題から離れて夫婦でもどこの家庭でもある内容の作品で面白いものも多くございましたが、今回は残念ながら入選から外させていただきました。
どうかこれからも川柳を通して、明るく塗り替えた家庭を築き、楽しく生きていきましょう。
姑さんとお嫁さんが仲良く生活している姿は美しくうらやましい光景ですね。しかし最初のうちは、お二人ともそれなりのご苦労があったことでしょう。お互いに苦しい演技を繰り返し、今は本当の親子の心になり切った名女優さんの姿です。きっと円満な家庭が続くことでしょう。
姑さんより少しでも早く気づこうと、努力している優しいお嫁さんですね。きびきびと先へ進んでいくお嫁さんは頼もしく可愛く思いますが、やり過ぎると反対の結果になりかねません。ご注意を・・。「腕時計」はひとつの良き例えと考えましたが、如何でしょうか。
口やかましい姑さんにも何かいいところがある筈です。反対にお嫁さんにもそれなりの取柄があります。お互いにそれに早く気づき、折り合いながら生活すれば、何事も円滑にいくでしょう。嫁姑のバトルの多い作品の中で、心休まる思いがしました。
姑さんが急に丁寧な言葉で話しかけたら大変、台風か雷がくる前兆。要注意・要注意。
昔はスープの冷めぬ距離に親子が住むのが理想的であるとされていました。しかし現代は核家族、その反対でしょうね。
これはそばで見ていると面白い風景(失礼)。立場や年齢で考え方が違うことはままあります。お互いに主張していたら平行線ですよね。
これはお嫁さんの本音ですよね。ささやかな気休めです。しかしあまり露骨に出しては大変。そっとそっと撫でる程度で・・。
これは姑さんの知恵ですね。お嫁さんの行動は見て見ぬ振りなのが、無難かも知れませんよ。
お嫁さんの知恵ですね。姑さんは孫には弱いもの。その弱点をうまく突いていますが、度重なると逆効果にもなりますよ。
内緒でなく堂々と若さを嫁に誇示しましょうよ。花柄などいかが。
本当の母親と娘の気持でけんかや話をする姑と嫁になりました。理想的な嫁姑の関係ですね。
お嫁さんが姑さんからの電話に悪戦苦闘している姿が浮かびます。緊張せずにたまには甘えるといいのかも。
孫は家庭や嫁姑の絆の軸になります。その間をうまく取り持っているお孫さんですね。