第618回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、桂文我委員、柴田浩委員、鈴木孝昌委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹常務取締役(コンプライアンス担当)、倉知哲也取締役編成局長、岡田健嗣取締役報道局長、片島豊久役員待遇スポーツ局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、横田誠制作局長、戸松準制作局制作部長、猪飼健夫制作局制作部プロデューサー
3.議 題
- 10月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「スペシャルドラマ 我が家の夏 ~リバー・サイド・ファミリー~」
2021年9月12日(日)13:25~14:50(85分番組)を審議
- 報告:9月1か月に局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要
- その他
4.議事の概要
1.10月改編
- 東海テレビ制作のドラマ枠タイトルを幅広い視聴者の需要に応えるため、「土ドラ」としたこと。
- ニュース枠を拡大し、午後3時45分から「Live News イット!」を放送。東京から全国の話題を届ける。
青少年向け番組
- 「すくすくぽん!」「ドラHOT+」「ライオンのグータッチ」「ボクらの時代」「ミライ☆モンスター」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の7番組を青少年向け番組に指定したこと。
放送番組の種別
- 4月-9月期の番組の分類ごとの放送時間、10月期の番組の分類、4月-9月期CMの放送時間量。
等を報告しました。
2.審議番組について委員からは
- 話題作りや経済効果の面からも、地元のテレビ局が質の高いドラマを通じて地域を紹介し、街おこしに貢献していくことは非常に良い取り組みだと思った。
- 今回のドラマを見て、豊田市が、モノづくりの町というだけでなく、愛知県内を代表する農作物の生産地であり、豊かな自然がある地域であることをあらためて知ることができた。
- コロナ禍でのオンライン就活やユーチューバーといった世相を上手に反映した内容を挟み込むなど、脚本力が優れており、良い意味でテクニックを感じた。
- 今年の夏の設定であるので、マスク姿などコロナ禍をドラマの中に盛り込むことで、後で見たときに、当時の空気感を思い起こすことができる作品になっていることが良かった。
- 祖父のコミカルな演技など、コメディタッチの場面があることによって、就職難、認知症といった、重くなりがちなテーマも明るく軽やかに仕上がって、安心して見られた。
- 随所に入ってきた豊田市の歴史や特産物の紹介などはやや教科書的な硬さがあり、若干強引さを感じた。自然な挟み込み方を工夫しても良かったのではないか。
ご意見に対し社側から
- CMで資金面から支えられ、ロケ場所や特産品を提供して頂くなど、オール豊田市として様々な形で協力を頂いて制作できたと言えるドラマとなった。
- 社会全体が新型コロナ感染症のため、たいへん鬱屈した雰囲気である事から、視聴者には明るい気持ちでドラマを見て頂こうと、出来る限りコミカルな仕上がりに演出した。
等、番組について説明しました。
4.社側から9月1か月の、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等意見の概要、「BPO報告」№230の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
10月24日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)