STORY

最後の1

126日放送

 さくら(真矢ミキ)は香(塩野瑛久)が窃盗団の一員として捕まったと知らされ、衝撃を受ける。香が無断外出を繰り返していたのを知っていただけに、自分を責めるさくらだった。その矢先、「ハチドリの家」に新たな少女が保護される。少女の顔を見て、驚くさくら。その少女とは…。

 一方、過去の数々の犯罪歴により受け入れ先が無く、「ハチドリの家」に1年半以上いる由夏(岡本夏美)は、未来が見えないため何事にも投げやりになっていた。小学生の頃母親に捨てられて以来、何度も罪を犯しては少年院を出入りする壮絶な人生を送ってきた由夏。「泥の中を泳ぐのって疲れんだよね」との由夏の言葉にさくらは不安を抱くが、ついに雇ってもいいという美容院が見つかる。明るさが戻り、はりきって働き出した由夏だったが・・・。

 桃子(名取裕子)や川端(柄本時生)の奔走で、香が「ハチドリの家」に戻ってくる。香がなぜ窃盗団にいたのか、そこにはある理由があったのだ。しかし、香は保護観察中の身。遵守事項に反していると保護観察所に判断されれば、少年院に戻し収容される可能性があると言う。

 由夏や香だけでなく、「ハチドリの家」に避難する子どもたちそれぞれに、変化が訪れていた。詩(祷キララ)の大学入試やマリア(日比美思)の高校復学など…。さくらも皆を応援しようとするが、桃子から、愛され慣れていない子どもたちに愛情の質を勘違いされてしまう危険性があるため、過度なスキンシップをやめるよう諭される。「あたし達は母親にはなれないのよ」…子どもへの向き合いについて、桃子との隔たりを感じ戸惑うさくら。そんな中、新たな事件が起きて…。子どもたちに明るい未来は訪れるのか?そしてさくらさんの選択は?

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