Special

interview

小野寺友紀子役 若村麻由美さん

私が相手に条件を付けるなら
「無人島で生き残れる術を持っている人」

「結婚見合い抽選法」という法律に振り回される人々を通じ、「結婚は人間の義務なのか?」「人と向き合うことの大切さとは?」を問いかける、社会派ヒューマンドラマ『結婚相手は抽選で』。今回は、社会の矢面に立たされる「抽選見合い結婚法」担当大臣・小野寺友紀子を演じる若村麻由美さんに話を伺いました。

「過去にこういう大臣っていなかった?」と、
一瞬錯覚してもらえると嬉しい

作品についての率直な感想を教えてください
実際に私たちの国が抱えている少子化問題に切り込んでいます。「抽選見合い結婚法」という法律を打ち上げることによって、実際に今起きている様々な問題が浮き彫りにされていくのが改めて面白いと思っています。
政治家、大臣役は初めてというお話を伺いました
今回は、クランクインする前にプロデューサー、スタイリスト、スタッフの皆さんと、どのような大臣にするのかと、何度も打ち合わせをさせていただいて決まったキャラクターです。そういう意味では、小野寺は皆さんに作っていただいたキャラクターという印象があり、「過去にこういう大臣っていなかった?」と、一瞬錯覚してもらえると嬉しいという気持ちもあります。

政治家も組織の中の人間であることを痛感

撮影も進み、小野寺友紀子を演じて、改めて感じたこと、伝えたい思い等ありますでしょうか
一般国民から政治家に対する要求はいろいろあると思いますが、政治家も組織の中の人間であるということを今回の役で痛感いたしました。国民一人一人が幸せになれるような国づくりをしてくれるだろうと信じて私たちは選挙に行くわけですが、実際、国を動かすということは本当に様々な問題があるのだと思います。
小野寺は担当大臣として社会の矢面に立たされていて、ドラマの中では私が法案を決めて発表しているように見えていますが、私の後ろには大きな組織があり、思惑がたくさんある中で矢面に立っていることがわかっていただけると思うんです。これからもニュースを見た時に、窓口になってコメントしている政治家が決めていると言うわけではなく、その裏に多くの思惑が入り混じってこうなっているという事を深読みしながら政治ニュースを見ると、自分たちの生活のためには良いのではと思います。
主人公・宮坂龍彦役、野村周平さんの印象をお伺いしたいです
野村さんとご一緒したのは1シーンのみ。大臣を前にして龍彦がとてもおどおどしているようでしたから、私の情報は偏っていると思いますが、撮影の合間に垣間見えた感じでは、きっとのびのびしていらっしゃる方だろうなと思います。

無人島に行ったときに生き残れる術を持っている人

「抽選見合い結婚法」にはひとつだけ条件が付けられますが、もし若村さんならどのような条件にされるでしょうか
この法律は(年齢的に)圏外ですので、「高齢者元気対策」みたいなアダルトバージョンでの発想でもいいでしょうか(笑)?無人島に行ったときに、生き残れる術を持っている人でしょうか。何もなくなった時に、そこから生き残れるようなたくましさが必要ですね。あとは介護の資格を持っている事とか…(笑)。
視聴者の方にメッセージをお願いします
このドラマは入り口は面白く、そして観るといろいろと考えさせられるような深いドラマになっていると思います。法律があまりにも驚くべきものなので現実にこんなことがあったら困りますが、もし自分だったらどうするかと思いながら、喧々諤々と観て頂ければ嬉しいです。