毎週土曜よる11時40分

CHART相関図

志方恭一郎(しかた きょういちろう)

遠藤憲一

都内にあるマルコーコンピューター社の企画開発部長。
情にもろい仕事人間。高卒として大抜擢され、部長となる。
5年前に購入した郊外の一軒家に、妻・娘2人・息子の5人で住んでいる。14歳の息子が同級生に殺され「被害者の父」となる。
家族が崩壊していくなか、憎悪の果てに「加害者の母」を探し出すが絶対に許せないはずの女に自分と同じ苦しみを見て、心揺さぶられる。

八巻 はつみ(やまき はつみ)

田中美里

事件の加害少年である中学2年生・満(みつる)の母親。クラブホステス。
25歳で結婚し、すぐに満を産んだが、間もなく離婚。
以来、女手一つで満を育てるが、思春期の満とは微妙な関係だ。そんな時、最愛の息子が同級生を殺害してしまう。背負った十字架の重さに苦悩し、 恐怖や悲しみを忘れるかのように志方との仲に踏み出すが…
その先にあるのは救いか、滅びか。

志方 雪子(しかた ゆきこ)

田中美佐子

恭一郎の妻。高卒でマルコーコンピューターに入社。
開発部で一緒だった恭一郎と結婚する。元来は明るい性格。
14歳の息子の不登校や家庭内暴力に悩む中、息子が殺され「被害者の母」となり、一方的な世間の注目にさらされ、周囲の環境や夫との関係が変わっていく。
2人の娘を守りながら、崩壊する家族を支える彼女が下す決断とは…。

八巻 満(やまき みつる)

清水大登

八巻はつみの長男。中学2年生。恭介と同じクラス。
普段はおとなしいがキレると怖い。

志方 恭介(しかた きょうすけ)

渡邉蒼

志方家の長男。中学2年生。
不登校になり、次第に家庭内暴力をふるうようになる。

志方 真紀(しかた まき)

永瀬莉子

志方家の次女。高校2年生。はきはきと明るい性格。

志方 真弓(しかた まゆみ)

仁村紗和

志方家の長女。
就職し婚約者がいる。雪子に似て目鼻立ちがしっかりしている。

若菜 秀一(わかな しゅういち)

内田滋

人権派弁護士。主に少年事件を手掛ける。理想が高く上昇志向も強い。

丹野 忠臣(たんの ただおみ)

梨本謙次郎

葵電機営業部長。人間味あふれる人柄。恭一郎は、仕事だけでなく公私ともに頼りにしている。

戸田 洋平(とだ ようへい)

目黒祐樹

マルコーコンピューター専務。恭一郎の直属の上司。
いつも穏やかな表情をしているが、実は短気で神経質。