――ご自身が演じている板前の健太はどんなキャラクターですか?また、演じる上で気を付けていることなどがありましたら教えてください。
健太は優しい人だと思います。7週目に健太が蔵に立てこもった翔太と楓に食べ物を差し入れするシーンがあったんですが、そういうところに健太の人柄が出てるんじゃないかなと。
もしかすると、困っている人を放っておけないところとかは、奈緒子さんの影響を受けてるのかもしれませんね(笑)。演じる上では、そんなふうに周りの人を気遣いながらも、板場に入ったら料理のことだけに集中する。その切り替えだけはしっかりやるようにしていました。
――職業としての板前役を演じる上でご苦労されたことは?
僕はもともと料理を作るアルバイトをずっとやっていたので、基本的なことは大丈夫だったんですが、やっぱりテレビなので、普段料理をする時より目線の位置を少し高くするとか、そういうところには気をつかっていましたね。
――板場での撮影最終日、“板場チーム”で一緒に記念撮影をされてましたが…。
実は、板場で記念写真をとろうと最初におっしゃったのは(山本)圭さんなんですよ。僕の出演シーンはほとんどが板場ですし、第1シリーズ、第2シリーズと本当に長い間お世話になったので、板場のセットにはすごく思い入れがあって。板場のシーンの撮影が全て終わった時は本当にさみしかったです。
――最後に、視聴者の方にメッセージをお願いします。
『かぐらや』の板前として成長していく健太の姿も追いかけながら、最後まで見ていただけたら幸いです。