――第2シリーズの撮影は、いかがでしたか?
最初の方で瑠璃子は東京に行ってしまって、最終話の収録で、久しぶりに『かぐらや』に帰ってきたんですけど、そんなに時間が経ったと思えないぐらい、すぐになじめました。「花嫁のれん」の現場は本当に温かくて、スタッフ、キャストのみなさんと一緒にいるとすごくホッとするんです。
――収録現場では、共演者のみなさんとすごく楽しそうにお話している姿を何度もお見かけしました。
今日も収録の合間に、突然、烏丸(せつこ)さんから「今、瑠璃子の肩に小人が乗ってた」って言われて(笑)。「いやいや、そんなわけないじゃないですかぁ」て返したら、今度は野際(陽子)さんが「うん、乗ってたよ。東京から連れてきたんでしょ」って真顔でおっしゃるんです。そのあとすぐに本番だったりして(笑)。本当に楽しい現場です。
――瑠璃子は良樹と結婚しましたが、今、どんな奥さんになっていると思いますか?
瑠璃子はどんなことにもすごく一生懸命な子なので、家事とかお料理とか、良樹さんの身の回りのお世話を一生懸命やってると思います。みんなが憧れるような理想の奥さんになってるんじゃないかなと。自分で言うのもおかしいですけど(笑)。
――そんな素敵な若奥様ぶりを最終話で拝見できるかと思うと、今から楽しみです。
いやぁどうなんですかねぇ。『かぐらや』に帰ったら、昔の瑠璃ちゃんに戻ってるかもしれません(笑)。
――瑠璃子の視点で、最終話の見どころを教えてください。
第1シリーズは若女将修行をしていたので、ずっと衣装も着物だったんですが、実は第2シリーズでは一度も着物を着ていなかったんですね。最終話は瑠璃子が久しぶりに着物を着ます!そんな“若奥様”の着物姿にも注目していただけたらと思います(笑)