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番組スタッフが綴る公式ブログ 心の書留帖

クランクインレポート

2015年01月14日

皆様、こんにちは。番組HPのライター、Tと申します。「花嫁のれん」第4弾も2週目に突入しました。
今回から加わった真知子を演じる矢田亜希子さんの弾けっぷりが新鮮ですよね。こんなにも元気な役柄は久しぶりと語っていました矢田さんを始め、羽田美智子さん、野際陽子さんらキャストの皆さんのクランクインの様子をご紹介します。

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本作でまず撮影されたのは、第1話で奈緒子が旅館の廊下を軽やかな足取りで歩く場面。「かぐらや」の廊下には美しい着物が展示されているスペースがあります。そこに目を向けた羽田さんは「あ、着物が変わっている」と。すっかりなじんでいるセットで羽田さんは、リラックスした表情を見せていました。この場面からさっそく自然体で奈緒子を演じていた羽田さん。「花嫁のれん」もスタートから5年。奈緒子というキャラクターが羽田さんの中にしっかり根付いているのだと感じられました。

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 野際さんは羽田さんや山本圭さん、それに仲居や板前役の皆さんとともに、配膳室のシーンから撮影に参加。野際さんは「ちょっと場面に活気を出すため、何かセリフを加えましょうか」と。さすがの安定感で早くも志乃になりきっていました。

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 初日、撮影のなかった矢田さんはその翌日がクランクイン。女将修行を始める前のシーンをいくつか撮った後、ついに仲居姿に。着物のきつけがまったくできず、途方に暮れる真知子を少女のような愛らしさを感じさせつつ、演じていた矢田さんです。


 矢田さん以外にも、多くの新メンバーが加わった今回。実家が老舗旅館を営む塾生の綾は、所作や作法が教える必要もないほど完璧、という設定です。この役を演じる原田佳奈さんは料理を運ぶシーンの前、スタジオの隅で何度も練習していました。背筋をピンと伸ばし、お盆を持つ手も動かすことなく優雅に歩いていた原田さん。何でも上手にできるという役柄は、視聴者の方にそう思ってもらえる説得力が必要で、そう見せる苦労が大いにあることに気づかされました。

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 この日は、うまくおじぎが出来ない真知子に奈緒子が指導する場面の撮影も。志乃に教えられることの多かった奈緒子がここでは教える側に。奈緒子の厳しさも新鮮で、「花嫁のれん」も第4弾となりますが、これまでとは一味違う物語になるに違いない。撮影が始まった現場を見て、そう実感しました。

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