これまでの物語

第11週 3月16日(月)~3月20日(金)放送

振り返り動画

陣内(須賀貴匡)が開く大事な食事会のリーダーを任された真知子(矢田亜希子)だったが、その席でまさかの大失敗をしてしまう。責任を感じた真知子は行方をくらましてしまい、「かぐらや」は大騒ぎに。女将の奈緒子(羽田美智子)も真知子のいそうな場所を懸命に探すが、見つからなかった。
 真知子は落ち込むあまり、かつておばあちゃんが営んでいた民宿の押し入れの中に隠れていた。奈緒子から連絡を受けた真知子の父・恒雄(青山勝)が民宿へ真知子を探しに来るが、誰にも会いたくない真知子は押し入れから出ようとしない。

 奈緒子から話を聞いた陣内は、真知子がいる場所は一つしかない、と能登に向かう。果たして陣内はおばあちゃんの民宿で真知子を見つける。真知子が無事だったことにほっとした陣内は、ひたすら謝り続ける真知子をそっと抱きしめ慰める。
 押し入れから転がり出ていた加賀手まりを見た陣内は、真知子のおばあちゃんの民宿こそ、少年時代に家族で訪れた場所だと思い出す。諦めるなんて真知子らしくないと陣内に勇気付けられた真知子は、女将修行を最後までやり遂げると決意し、金沢へ帰ることに…。

 「かぐらや」に帰ってきた真知子は、皆に迷惑をかけたことを奈緒子や志乃(野際陽子)に真摯に詫びる。その姿に奈緒子は、何とかこのまま真知子に女将修行を続けさせてほしいと志乃に頼む。しかし志乃は、けじめはけじめ、と旅館から追い出しはしないまでも、真知子の謹慎処分を解こうとはしなかった。それでも真知子は、謹慎中でもできることはある、と前向きに女将修行に努める。
 そんな中、房子(沢田雅美)に来客が。それは房子の年の離れた弟の娘、麻里亜(伊東蒼)だった。姪の突然の訪問に驚く房子は、麻里亜の持っていた、弟からの手紙を読んで顔を曇らせる。

 利発な麻里亜は「かぐらや」の人々にもすぐ打ち解ける。ところがそこにもう一組、房子を訪ねてくる者が。それは房子の弟がつくった借金の取り立て人だった。奈緒子を始め、「かぐらや」の面々は、房子の知られざる一面に驚き、ことの成り行きを心配そうに見守る。
 謹慎中の真知子が麻里亜の面倒を見ることに。そのおかげで房子も仕事に集中と、奈緒子は真知子の謹慎を解いてくれるよう志乃に頼む。辰夫(山本圭)や増岡(中西良太)も奈緒子を応援。志乃はしぶしぶ真知子の謹慎を解くことに。

 謹慎を解かれた真知子は、麻里亜を連れて「かぐらや」へ向かうが、そこで麻里亜がいなくなり…

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