東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」シリーズ第 28弾
13(サーティーン)

2020 年 8 月 1 日(土)~8 月 22 日(土)予定<全 4 話>
毎週土曜日 23 時 40 分~24 時 35 分


「オトナの土ドラ」シリーズ第28弾『13(サーティーン)』の初回放送が8月1日に決定しました。東海テレビでは、新型コロナウイルス感染予防に最大限の配慮をするべく、連続ドラマの撮影を休止した影響により、やむを得ず初回放送日を延期させていただいておりました。

イギリスでブームを巻き起こした BBC の人気ドラマをリメイク!
不条理な現実と、連鎖する事件のはざまで揺れ動く人々を描く、衝撃のクライムサスペンス!
「オトナの土ドラ」史上初、全4話でスピーディに見せる!!

13 歳から 13 年間行方不明となっていた少女・百合亜。
彼女が突然家に戻ってきた時、止まっていた歯車が動き出す…
彼女の帰還は、第二の悲劇の始まりだったのか?
朝ドラ「スカーレット」で新天地を切り開いた桜庭ななみが、今年の初夏、再び新たな一面を見せる! 


 追加キャスト決定! 
物語のカギを握る母親役を板谷由夏が熱演!
さらに青柳翔神保悟志ら実力派男性キャストに加え、
祝!“アウト婚”遊井亮子 結婚後初のドラマ・レギュラー出演!
若手注目株の石川瑠華井上祐貴の出演も決定!

 さらに追加キャスト決定! 
主人公・百合亜の13年間を奪った男役に藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が決定!
眼鏡を外して“チャラ男”封印 !?戦慄の演技で役者としての新境地を開く!

企画概要・ストーリー

13歳の時に行方不明となった少女・百合亜。
それから13年後。 突如家族のもとに戻ってきた百合亜を待っていたのは、様変わりした世界だった。
家族はバラバラになっていたのだ…。少女の生還は、人々の運命を変える。
見た目は26歳、精神はまるで13歳のころから止まったかのよう…
とらえどころのない百合亜の言動は、周囲の人々を翻弄し、その運命を狂わせていく。

13年間、娘を失った後悔と生還を信じる気持ちのはざまで押しつぶされてきた母親。
娘が帰ってきた嬉しさの陰で、自身が隠してきた過去と向き合わざるを得なくなる。
父や妹も、百合亜の心の回復のために仲の良い家族を演じるうち、13年間のそれぞれの歩みを問い直すことになる。

誘拐されたと警察に話す百合亜。一体13年の間に、何があったのか?
捜査を進める担当刑事たちは、葛藤しながらも百合亜の供述に疑問を持つ。
事情聴取での百合亜の証言は二転三転、矛盾していたからだ。そんな中、第二の事件が発生する!
さらに、百合亜が隠していた真実が明らかになっていく。そして、残された家族が抱えていた、隠された真実とは…?

原作は、イギリスで795万人(イギリス総人口の約8人に1人の割合)が視聴をリクエストし大ヒットを記録した、BBCの「サーティーン/13 誘拐事件ファイル」。第一話の放送終了後の見逃し配信サービスでも、BBCのすべての番組を抑えてチャートトップになり話題となった人気ドラマ。不幸な事件に巻き込まれた一人の女性が体験する社会との断絶、好きな人との交流さえも困難になる理不尽さ、そして犯人に対する憤りなどを丁寧に描写し、さらに発生する第二の誘拐事件とヒロインの行動などサスペンスフルに描いた一級エンタテインメントで、その波が2020年、ようやく日本にも到来する!
日本版では、原作の持つサスペンス要素をそのままに、さらに家族それぞれのストーリーにも注目。
13年ぶりの百合亜の帰還がもたらすのは、家族の再生か、それとも崩壊か…?
失われた時と失われた家族の絆…13年ぶりに帰ってきた少女が見つけたものとは…? 

主演・桜庭ななみさん/役どころ・コメント

【役どころ】

13歳の時、忽然と姿を消す。
13年後、警察に保護され、家族の元に戻るが、そこに彼女の居場所は無い。大好きだった恋人は既に別の女性と暮らしており、両親は別居状態だった。
当初は監禁の被害者、美少女として注目された百合亜だったが、犯人の男と顔見知りであった可能性が浮上すると、一転、大人の男を誘惑した小悪魔であるとされ、世間から追及される。
家族でさえ、13年間離れていた彼女の真実の姿を見失い、翻弄される。
小悪魔か。それともいたいけな被害者か。

【桜庭ななみさんコメント】
主演のオファーを久しぶりに頂き、とてもうれしかったです。「オトナの土ドラ」は、チャレンジ精神にあふれていますが、主人公・百合亜という役は、私にとってもチャレンジングなので、1シーン1シーンどこまでも深く、しっかり自分の中に入れてお芝居をしていきたいです。
百合亜は、13年ぶりの家族や周りの環境の変化に戸惑う一方で、「本当に事件の被害者であったのか?」と思われるような行動をとる女の子。最後の最後まで、本心を隠す百合亜を視聴者の皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。
台本では、それぞれのキャラクターの気持ちの行き違いの心情が細かく描かれていて面白いなと思いました。何より、脚本家の浅野妙子さんが描くストーリーは毎話早く続きが観たくなるような展開になっているので、私も視聴者の皆様に「次も観たい!」と思ってもらえるようなお芝居ができるよう頑張ります。
原作のBBCで放送された作品「13 サーティーン/誘拐事件ファイル」も拝見したのですが、主人公のアイビー(※本作では百合亜)が13歳で時が止まった純粋な部分と、なんだか大人っぽい魅力を感じさせる部分を持っていて、とても魅了されましたし、その言動に最後までハラハラドキドキさせられました。彼女の13年間の過ごし方を感じとり、私も演じる上でこの魅力を表現できたらな、と思っています。
「過去は取り戻せなくても前に進むことはできる!」ということを教えてくれる作品だと思います。とにかくハラハラドキドキしながら、
最後の結末まで楽しんでいただきたいです。百合亜のつかみどころのない魅力を、しっかり表現します!

【プロフィール】
1992年(平成4年)10月17日生まれ、鹿児島県出身
特技 中国語 中国政府認定資格 中国語検定(HSK)5級、韓国語、テニス、バレーボール、書道
2007年に地元でスカウトされ芸能界入り。映画「天国のバス」(2008年公開)が初めての出演作となる。2008年に日本テレビ系「栞と紙魚子の怪奇事件簿」でドラマデビュー。ヒロインを演じた「最後の忠臣蔵」(杉田成道監督 2010年12月公開)では、第53回ブルーリボン賞新人賞、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の映画賞を受賞した。NHK大河ドラマ「西郷どん」(2018年)、映画「焼肉ドラゴン」(鄭義信監督 2018年6月公開)など話題作に続々と出演。海外では世界的な巨匠ジョン・ウー監督が手掛けた香港・中国合作映画「マンハント」(2018年 2 月日本公開)に抜擢されるなど、中国語、韓国語を流ちょうに操る国際派女優としてアジア各国からもオファーを受けている。最近では2019年度後期 NHK 連続テレビ小説「スカーレット」で主人公の妹・川原直子役を好演した。

写真左 主人公・百合亜(桜庭ななみ)
写真右下 13年ぶりに戻った自宅で、思わず手掴みでケーキを食べる百合亜(桜庭ななみ)

プロデューサーコメント 遠山圭介(東海テレビ)

今から13年前の2007年は、いったいどんな年だったか、覚えていますか?2007年を表す漢字は「偽」。流行語大賞は「どげんかせんといかん」。あの隊長のエクササイズダンスが一世を風靡。今では当たり前となったスマートフォンは、当時の日本ではまだまだ普及前夜でした。

今作の主人公は、その年から社会と寸断されて生きてきました。何も情報が入らず、先が見えない中で懸命に生き抜いてきた少女で、13歳からの13年間という、人生で最も楽しい青春期を奪われた過酷な人生を送ってきました。
BBCの原作ドラマは、そんな主人公が13年ぶりに生還し、必死に家族と向き合い、そして自身のすべてを奪った男と対峙していくドラマで、今回、満を持して日本に上陸します。
日本版では、主役の相川百合亜を桜庭ななみさんに演じていただきます。13歳のころから時が止まったかのような百合亜は、美しくはかなげで、不思議な雰囲気をまとった女性です。しかしどんな状況でもあきらめずに立ち向かっていく心の強さを持ち、過酷な運命に立ち向かい、闘っていきます。まさにオトナの土ドラ史上、最も“弱そうに見えるけど実は強い”女性主人公です。美しく演技力の確かな桜庭さんは、この新しいヒロイン像にぴったりだと考えています。

彼女の理不尽な運命を考えると胸が締め付けられる思いですが、同時に「生き抜く」と決意する彼女の意志と芯の強さに心を打たれ、改めて人間の強さを感じさせられます。想像を絶する辛い思いを抱えながら、それでも必死で前を向こうとする矢先に発生する第二の事件。その事件に立ち向かい、不条理と闘おうとする百合亜の姿は、必ずや視聴者の皆さんの胸に響くはずです。
サスペンスなのに、なぜか涙が止まらない。
東海テレビが土曜の夜、久々に放つ渾身のサスペンスドラマ、全4話でテンポよく、スピーディに展開していきます。
ぜひともご期待ください!

放送概要

放送日時 2020年8月1日(土)~8月22日(土)
毎週土曜 23 時 40 分~24 時 35 分(いずれも予定)
放送回数 全 4 回(予定)
企画 市野直親(東海テレビ)
原作 「Thirteen」
(Based on the original BBC Series “Thirteen”, written by Marnie Dickens.)
脚本 浅野妙子
 ※「ラブジェネレーション」「大奥」「純情きらり」「デジタル・タトゥー」ほか
音楽 吉川慶
演出 水田成英(FCC) 
※「名前をなくした女神」「医龍」「絶叫」ほか
協力プロデューサー 松本圭右(東海テレビ)
プロデュース 遠山圭介(東海テレビ)
浅野澄美(FCC)
制作 東海テレビ
FCC