土ドラ

毎週土曜よる11時40分~

INTRO

夏菜・新川優愛・白洲 迅
トリプル主演!!

ある日、が、女性になったら…!?
突如、性別が変わってしまう“異性化”に翻弄される夫婦の物語!

“異性化”で女性になる夫に出産後“初”の連ドラとなる夏菜
大注目の俳優、白洲 迅が決定!“2人で一役”を演じる!
戸惑う妻を、土ドラ主演2度目となる新川優愛が演じる!!

夫のカラダが女性に!? 突拍子もない設定から多様性に迫る!

企画概要

ある日、夫がになった…。
このドラマは、突然性別が変わる架空の設定、「異性化」を切り口に、夫婦や恋愛の多様なあり様を描くラブストーリーです。

サラリーマンの磯森晶(30)は、小説家の妻苑子(32)と2人暮らし。幸せなはずだがどこか冷めた夫婦生活を送っていた。
ところが…ある日、晶が女性になってしまう。それは、身体的性別が変わってしまう「異性化」だった。
晶は「異性化証明書」をもらい社会復帰するが、初めてのブラジャーに初めての化粧、そして初めて男性を意識するという感情も芽生え出す。妻・苑子は、どんどん女性になっていく夫に戸惑いながら も変化を受け入れ、夫婦を続ける。しかし…。

身体の性や心の性、恋愛対象となる性、服装などの表現する性など、様々な性があります。性的マイノリティを表す「LGBT」や「LGBTQ」という言葉も頻繁に聞かれるようになりましたが、まだまだ自分の性のあり方や、友達など人との向き合い方に悩んでいる人は多いといいます。

原作は、日暮キノコ「個人差あり〼」(講談社「週刊モーニング」所載)で、2019年コミック化にあたり、作家の日暮さんは『ジェンダー意識というほど強いものではなかったのですが、性別には千差万別があって、みんなが少数派だと思う。だからジェンダーに関しても「べき論」で他人の考え方を矯正するよりは、大前提として「個人であること」が大事だと思います』とコメントしています。

ドラマでは、彼と彼女、彼と彼、彼女と彼女…、いろんな愛のカタチを描きます。いろんな人がいるのが当たり前、ひとつに決めつけて描かない、それは原作者の思いであり、作品のメッセージでもあります。主人公・晶は、カラダが女性になったことで、“男社会の常識”に晒されます。またセクハラや性被害にも遭います。

磯森晶役には、異性化した女性を夏菜さん、異性化前の男性を白洲 迅さんが演じます。二人一役で、夏菜さんと白洲さんが互いに寄せた芝居をどう演じるのか見どころの1つです。また妻・磯森苑子を演じるのは、新川優愛さん。オトナの土ドラ「いつまでも白い羽根」(2018年4月放送)で連ドラ初主演ながら看護師をめざすヒロインを見事に演じ、その後も次々と主演をこなす実力派。男の晶が消えてしまっても変わらず愛せるだろうか…苦悩し葛藤する姿は見ごたえ十分です。

男×女でないと夫婦じゃない…!?

“異性化”を通して恋愛・結婚・夫婦の在り方を問う
新たなラブストーリー、開幕!!

プロデューサーコメント(東海テレビ 河角直樹)

男性、女性、というカテゴライズ、生きづらくないですか?
私は、この年(47)になって何ですが、“男”というものにまつわる “男らしさ”とか“大人の男”とかの観念に、碌な目にあっていません。つまらない息苦しさばかり。もっと自然体で、しなやかにしたたかに、生を闊歩したい!そんな思いを抱える皆さんに「個人差あります」を届けます。

原作「個人差あり〼」を読んで、異性化を切り口に、様々な性に纏わる偏見を指弾しつつ、既成観念に縛られない多様な生き方を肯定する、リアルかつ前向きな世界に惹かれました。コロナに戦争と集団が暗い事態に巻き込まれている今こそ、個々の独自性をドラマの中で輝かせたいと思います。

夫が女になり、それを受け入れるべく苦心惨憺する妻。こんな奇妙な設定を、視聴者の皆さんにリアルに快く受け入れて貰えるには、圧倒的な好感度と、実績による信頼が最重要です。夏菜さんと白洲 迅さんの二人一役は、好感度と信頼の両要素を完璧にクリアしていて、まさしく最強のタッグだと考え、お願いしました。性別を超えた奥深い人間像を、届けて頂きたいと思います。そして苦悩する妻役をお願いした新川優愛さんの、常に視聴者の共感を促す存在感は、過去の土ドラでも実証済みです。新川さんの目線を通して異性化を捉え、共に考えていけたらと思います。皆が互いの自分らしさを素直に慈しむ、そんな気持ちになるドラマにしたいと思います。