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神山智洋の父親役・寺島進
「”昭和”な親子関係がみどころ」「屋台で学んだ粋な振る舞い」

2025.05.23

WEST.神山智洋とTravis Japan中村海人が演じる翔太と輝元が、屋台で提供する料理を通じ客の気持ちに寄り添っていく土ドラ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜23時40分)。明日放送の第7話では、厳しい修行に耐え切れず実家の鮨店を逃げ出した翔太が、7年ぶりに父と再会。自分自身の過去と向き合っていく。
伝統を重んじる鮨職人で、翔太の父・岳志を演じるのは、寺島進。将来の夢は、まさかの屋台!?寺島が、共演者のことや屋台の思い出などを語ってくれた。

神山智洋にヘッドロック!? 中村からはおねだりも!

翔太の父で鮨店の大将という役どころについて教えて下さい
鮨職人の役を演じるのは初めてでした。ロケでお借りした東京・下町にある鮨店の大将に、いろいろと教えてもらったんです。その大将が、鮨の握り方などは鮮やかなんだけど、いい意味で頑固で、いい意味で体育会系な方で(笑)。娘さんも鮨を握っていて、その関係性も今回の翔太と岳志の親子関係を表現する上での参考になりました。
神山さんや中村さんと共演してみての感想は?
撮影に入る前に、親しくしているTOKIOの松岡君など神山君の事務所の先輩たちから、「彼はとってもいい奴なんで、よろしくお願いします」といったメールをもらってね。撮影でもすぐに打ち解けて、神山君に冗談でヘッドロックをかけたりしていたんです。すると横で中村君が「あぁ〜、俺もヘッドロックかけてほしいなぁ」とか言い出して(笑)。神山君も中村君も、とっても好青年ですね。中村君も、翔太と岳志をつなぐ難しい役どころを上手に演じてくれたなぁと思っています。2人のバランスの良さが、このドラマの魅力ですよ。

粋な振る舞いを屋台が教えてくれた

屋台について、何か思い出などはありますか?
一人暮らしをしていた若い頃はコンビニエンスストアも少なかったので、夜中に小腹が空くとよく屋台へ食べに行っていました。そして食べ終わったら、「釣りはいらない」なんて言いながら会計を済ませて、サッと店を後にしたり。振り返ってみると、屋台はそんな“粋な振る舞い”を学べる場所でした。だから、自分でもいつか屋台をやりたいなぁ、なんて本気で思っていますね。
どんな屋台をやってみたいですか?
やっぱりラーメンがメインで、お酒もちょっと出して…。でも、ちょっと飲み過ぎた客を「もう、その辺にしとけよ」と諫めたりするような大人の行儀を学ぶ場所、昭和っぽいコミュニケーションが取れる場所を作りたいんですよね。すごく憧れがあります。

現代でも通用する、昭和っぽい親子関係が見どころ

明日の第7話の見どころを教えてください。
やっぱり翔太と岳志の関係性でしょうか。親子の関係はずっと変わらないもので、親は子どもの体調や気持ちの変化を敏感に感じ取るし、子どもは親の背中を見て学ぶし…。それはお互いに口に出さなくても伝わることだと思います。このドラマは若い世代の方もたくさん見てくださると思うのですが、そんな「昭和っぽい親子関係もアリなんだぞ!」ということを、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
楽しく見ていただけるドラマなのですが、今回であれば、親子がお互いを思う気持ちといった、ちょっとした「気付き」や「学び」が含まれていると思っています。屋台の話ではないですけれど、「教科書では学べない」ようなことがストーリーの随所にあるのでぜひお見逃しなく! という感じですね。

今週の絶品!屋台めし ⑦『コンソメ・ドゥーブル』

そもそもコンソメ・ドゥーブルとは、どんな料理??

今週の屋台めしは、「コンソメ・ドゥーブル」。ポトフを作る際などに出来たコンソメスープに、香味野菜や牛ひき肉などを加え煮詰めて作るフレンチの王道メニューだ。卵白を使ってアクを取り除くなどひと手間かけた透き通ったスープは、肉や野菜の旨みが凝縮。素材がシンプルだからこそ、作り手の技量がよく分かるともいえる。フレンチで修行してきた翔太の経験を、岳志に評価してもらうには最適な一品といえる。

3時間以上かけて再現 神山「大満足の仕上がり」

つまりコンソメ・ドゥーブルとは、顆粒のコンソメスープのようなものなのか?神山曰く「そうではあるけれど、実際に飲んでみると味の深みが全く違う。見た目はただの具のないスープなのに、使われた食材一つひとつの風味が感じられるんです」と絶賛。そして神山は、このコンソメ・ドゥーブルも自宅で作ってみたとのこと。「食材をじっくり煮ていくので完成までに3時間以上かかりましたが、大満足の仕上がりでした」。

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