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総合編成部

R.K.|2008年入社

歴史的瞬間に立ち会い、
絆が生まれた

大学時代、新聞社やテレビ局で校閲のアルバイトをしながら、学費と生活費を稼いでいました。文章を書くのが好きなので、当初は新聞記者を志望していましたが、テレビ局にいつも楽しそうに仕事をしている情報番組のプロデューサーがいて、「ああいう風になりたい!」と思ったのが、テレビ局を志望したきっかけです。入社後は報道部に配属され、遊軍記者としてキャリアをスタート。

やがて10分くらいの特集を任されるようになり、震災企画や戦争企画など、報道らしい硬派な特集にも携わってきました。いちばん印象に残っている仕事は、名張毒ぶどう酒事件や袴田事件といった冤罪事件のドキュメンタリー制作。釈放されたばかりの袴田巌さんへの取材は「面会謝絶」と断られ、拘禁反応に苦しめられている姿に大きな衝撃を受けました。それから袴田さんのお姉さんと仲良くなり、袴田さんの好きな将棋の指し方を覚えて相手を務め、ゆっくり信頼関係を構築。これが縁で、後に将棋担当記者となり、藤井聡太さんの番組も制作しました。

東海テレビの真骨頂は丁寧な番組づくり

現在、所属しているのは総合編成部。編成は各部署と連携して、番組を円滑に、安全に放送するテレビ局の調整役です。私は、スポンサーの要望をもとにした番組化のアイデアを営業にヒアリングし、制作部門と調整を重ねる役割を担っています。ルーティン業務としては、タイムテーブルの作成、ゴールデン・プライム帯のCM枠や放送量の調整、視聴率集計などを担当。毎日の視聴率を報告したり、会議資料を作成したりと細かい作業が盛りだくさんです。

特に新番組視聴率のシミュレーションなど、答えのないものに対して、説得力を持たせる資料作成は一苦労。営業ならスポンサーの意向、制作なら人員や放送尺など、それぞれ意見や価値観が違うなかで折り合いをつけるのは、難しい判断の連続です。でも、その結果として、映像が綺麗で内容が分かりやすい東海テレビらしい番組ができる。編成として、評判も視聴率もよく、制作者をはじめ関係者が喜んでいるときが何よりもうれしい瞬間です。

1DAY
schedule

1日のスケジュール

8:00
子どもを保育園に送り、出社
8:45
最新の視聴率情報を共有
11:00
会議や他部署との打ち合わせ
18:00
退社・保育園へお迎え
19:00
家事&育児タイム
かるたの練習
あなたにとってテレビ局とは あなたにとってテレビ局とは

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あなたにとってテレビ局とは

なくてもいいけど、あればきっといい出会いが待っている、そんな「テレビ」を届ける存在。テレビを見てスポーツや趣味を始めたという人も多いはずで、何かのきっかけを与える存在ではないでしょうか。我が家の場合、6歳になる子どもが競技かるたに目覚め、私も百人一首にハマっています。将棋よりも競技人口が少ないマイナー競技なので、普及のために番組を作りたいし、できることなら大会を主催したい。テレビ局は他の業界に比べて、どの部署にいても、ワクワクする瞬間が必ずある。それがこの仕事の醍醐味ですね!

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