映像を通して伝える、
世の中の出来事
学生時代は短編映画を制作したり、ダンスの部活で自主公演を運営したり、ぎっしり詰まったスケジュールで活動していました。嫌なことも寝て起きたら忘れる切り替えの早さと、何でも楽しもうとする楽観的な性格は、この業界向きかもしれませんね。入社してからはニュースの記者として、オールジャンルの取材を担当する遊軍と、名古屋市政の行政記者を2年ずつ経験。現在は経済を担当しています。
事件や事故などその日に起きたことを取材して当日放送する場合もあれば、企画を提案して10分前後の特集コーナーを担当することもあり、リサーチから取材、原稿作成、編集、オンエアまでの全作業に携わっています。報道の魅力は、現地に足を運び、自ら見聞きした取材内容をいち早く伝えることができる点。その際、大切にしているのは相手との信頼関係を築くことです。歓迎される取材ばかりではありませんが、取材の意図を丁寧に伝え、取材から放送後まで配慮を忘れないよう心がけています。
現場に足を運び、リアルな声や事実に迫る
入社1年目の冬、初めて特集コーナーを担当。コロナ禍の繁華街にスポットを当てて人間模様を描く企画でした。撮影クルーと取材に行く前に下見に行き、お店を1軒ずつまわって情報を集めた後、どこを切り口に取材するか試行錯誤しながら、クルーとともに朝から晩まで駆け回りました。
真冬の終日取材は体に堪えましたが、特集が形になり、取材先から感謝の言葉をいただいたときの喜びは筆舌に尽くしがたいもの!「伝えてくれてありがとう」という言葉の重みを知り、取材中に次の取材につながるキーパーソンと出会う。記者には「足で稼ぐ」力が必要だと実感した経験でした。そうしたさまざまな体験が意欲に繋がり、入社6年目の今、ドキュメンタリーを作るという学生時代からの夢を実現させるべく奮闘中です。取材対象者とじっくり向き合い、深く取材することで本質に迫りたいですね。
東海テレビは、ドキュメンタリーなどの自社制作コンテンツはもちろん、短いニュースの企画一つとっても、独自の目線や切り口で地域に寄り添った番組を作るという気概を感じます。若手のうちからチャレンジさせてもらえる企業風土があるなかでも、報道部は特に、企画が形になるよう親身になってアドバイスしてくれる上司や先輩がたくさんいる点が大きな魅力です。私も常にアンテナを張ってインプットに務め、先輩方に恥じない番組を作りたいと思います。
1DAY
schedule
1日のスケジュール
- 8:30
- 担当デスクや記者と打ちあわせ
- 9:30
- リサーチや取材先のアポ取り
- 11:00
- 撮影クルーと取材先へ
- 13:00
- 取材を元にニュース原稿を作成
- 14:00
- 編集・テロップ作成など
- 17:00
- オンエア・反省会など


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あなたにとってテレビ局とは
時に知る機会や考えるきっかけを与え、人と人をつなぎ、嫌なことを忘れて笑顔にさせてくれる、そんな「コンテンツ」を届ける存在です。さまざまな情報が溢れ、自ら情報を見極めなければならない世の中。テレビ局は、客観的な視点から正確な情報を伝えることで、その取捨選択に役立てる存在であるべきです。一方で、1つ1つのコンテンツを強化し、映像と他分野を融合させた新しい事業を展開していくことも必要だと感じています。独自性を大切にし、チャレンジできる環境がある東海テレビなら、面白い挑戦ができそうです。
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