未来を担う子ども達によりよい地球環境・地域を残すため、現代社会に潜む問題を提起し、多くの人々と共有していきます。
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、
2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、
国際社会共通の目標です。
新しい日常のなかで、
わたしたちは社会の一員として
テレビ局ができることをあらためて考えました。
未来を担う子ども達によりよい地球環境・地域を残すため、現代社会に潜む問題を提起し、多くの人々と共有していきます。
愛知・岐阜・三重の東海エリアをカバーし、「ふるさとイチバン!」を掲げてきた東海テレビ。
これからも楽しく、持続可能な街にするため、情報を発信・共有していきます。
発達障害やLGBTなどと向き合い、キャンペーンCMを制作してきた東海テレビ。
「誰もが生き生きと暮らせる社会」について提案し続けます。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
17のゴールは、①貧困や飢餓、教育など未だに解決を見ない社会面の開発アジェンダ、②エネルギーや資源の有効活用、働き方の改善、不平等の解消などすべての国が持続可能な形で経済成長を目指す経済アジェンダ、そして③地球環境や気候変動など地球規模で取り組むべき環境アジェンダといった世界が直面する課題を網羅的に示しています。SDGsは、これら社会、経済、環境の3側面から捉えることのできる17のゴールを、統合的に解決しながら持続可能なよりよい未来を築くことを目標としています。
みんなで社会を前進させるために。
今必要なアクションを名古屋から。
東海テレビ、中京テレビ、CBC テレビ、メ~テレ、テレビ愛知、在名5局で力を合わせ、変化に挑む人たちを後押ししていきます。
地元の様々な「SDGs実践中」アクションを各局の番組で紹介したり、各局が実施するイベントに「SDGs実践中名古屋5局合同プロジェクト」ブースを出展するなど、連携した企画を実施しています。
「イッチー文庫」は、従業員の各家庭で役割を終えた絵本を集め、地域のこども食堂や学童保育、子育てサークルなどに寄付をし、アナウンサーが絵本の朗読をする活動です。
東海テレビのSDGsとCSRの柱は「地域」「こども」「文化」。
番組制作に長く関わってきたスタッフがそのスキルと経験を活かし、こどもたちや地域で暮らす人々が心豊かな暮らしを送るためのお手伝いをしていきたいと思っています。活動については、地域の企業や住民のみなさんと一緒につくりあげていく予定です。
東海テレビでは「その花は、ココロをつなげる、ミライにつながる」というキャッチコピーで、「サークルフラワー」の取り組みを推進しています。
愛知県は全国1位の花の産地でもあり、暮らしの中で花に触れ、心の豊かさを感じてもらうきっかけにしてもらおうという活動です。
またレギュラー番組の放送では、スタジオを彩った生花を廃棄せず、ドライフラワーや押し花のブックマークにすることで、わたしたちの暮らしの中に循環させていく取り組みも行っています。
東海テレビ放送株式会社は、SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の達成を目指すため、国連が世界の報道機関に協力を呼び掛けている「SDGメディア・コンパクト」に2021年1月27日(水)に加盟しました。
これまでに東海テレビは、ドキュメンタリーの制作・福祉活動などで、SDGsの普及や課題解決に取り組んでまいりましたが、この加盟をきっかけに、地域に根差した報道機関として、さらなるSDGsの啓発を行い、地域とともに課題の解決に貢献していきます。
平日夕方放送の「NEWS ONE」では、社会の未来を変える取り組みをしている人たちを紹介する企画「ミライノニュース」を定期的に放送しています。
一見すると難しく考えがちなSDGsについて身近な問題と捉えてもらい、アクションを起こすきっかけ作りを担います。
コーヒーかすがミライを変える
https://www.youtube.com/watch?v=NTATbPb_w6g
森林レンタルが林業のミライを救う
東海テレビでは、長きにわたりドキュメンタリー制作に力を入れてきました。
取り上げるテーマは冤罪、ヤクザ、公害など多岐にわたりますが、いずれの作品も社会に潜む問題をあぶり出し、少数者の視点に立ち発信しています。
ドキュメンタリー…それは「ニュースの落とし物」を少しずつ拾う活動です。日々流れていくニュースの中には、どうしてもこぼれてしまう情報があります。私たちはそれに気づき、一つずつ丁寧に拾い集めることを心掛けています。1作品を生み出すために、何年もかけてじっくり取材をしていますが、時には取材担当者を引き継ぎ、長期取材に臨むことも。
さらに完成した作品は映画となり、東海地方に限らず多くの人に伝える活動を続けています。「誰一人残さない」社会を実現するため、ドキュメンタリーの制作は終わることはありません。
https://www.tokai-tv.com/category/documentary/
「生理を、ひめごとにしない。」
「生理を、ひめごとにしない。」のコピーそのままに、「生理」に対する社会の理解促進のためのキャンペーンスポットCMを制作。女子高生やアナウンサーの生理の悩み、生理シミュレーターを体験し、そのつらさを理解しようとする記者の姿など、生理の10エピソードを公開。
2022年日本民間放送連盟賞CN部門では、最優秀賞を受賞。
解決に向けた提案型のコンテンツが評価され、これまでひめごとにされてきた女性の生理への理解促進にも、作品づくりで取り組んでいます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSpUqO56sG4dkIfnu7i_n7sjr7yhyvlIM
東海テレビでは、ジェンダーや発達障害など、自分事として捉え、考えてもらいたい社会の課題やテーマをドキュメンタリーCMにしています。
庄野アナは中日新聞「くらしの作文」の音読を毎日配信しています。
声に出して読む「音読」は、継続して行うと記憶力のアップや判断力・情報処理能力の向上にもつながるので、多く人に長く続けてもらえるよう工夫しています。
この活動は約7年、2500回にわたり続いています。
さらに、毎年、名古屋市や地域の企業と連携し、子どもたちに読み聞かせのイベントを実施。
東海テレビのアナウンサーが参加しています。
▶︎新聞音読 公式サイト
https://www.tokai-tv.com/ondoku/
東海テレビ放送と東海テレビ福祉文化事業団は、毎年、障がい者の社会福祉に携わっている社会福祉団体に「愛の鈴号」をお送りしています。愛知・岐阜・三重・名古屋の各社会福祉協議会の推薦を受け、贈呈先を決定しています。
「愛の鈴号」の贈呈は、皆さまから寄せられた義援金を元に、昭和57年から続けています。これまでに284台が東海3県の社会福祉団体に贈られ、様々な福祉活動で活躍しています。
https://www.tokai-tv.com/ainosuzu/jigyo/ainosuzugou.html
東海テレビ公共キャンペーン「見えない障害と生きる。」やドキュメンタリー「チョコレートな人々」、土ドラ「僕の大好きな妻!」など、障がいや発達障害を抱える人々などとの共生をテーマアップした作品や、ジェンダーについて考える土ドラ「個人差あります」といった番組を制作・放送しています。
わたしたちのアクションで未来をつくろう!
この地域で60年以上にわたりニュースや番組をお届けしながら、人々の豊かな暮らしのお手伝いが出来れば、と続けてきたこと。これらをあらためて見つめなおし、時代の変わり目に様々な課題を自分ごとと捉え、SDGsのゴールに向けて様々な提案をしていきます。
SDGsの理念に込められた「誰一人取り残さない」。その想いを形にし「信頼されるテレビ局」として社会に貢献、地域で暮らすみなさまが生き生きと暮らせる社会づくりに、アクションを起こしていきます。
代表取締役社長