騎手らによる違法な馬券購入の発覚などでレースが中止となっていた、岐阜県の笠松競馬で、再開に向けたリハーサルが行われています。

 11日午前10時からのリハーサル第1レースでは6頭の競走馬が走り、騎手らが馬の健康状態などを確認していました。

 笠松競馬を運営する岐阜県地方競馬組合では、関係者の処分が済み総務省の許可が下りたことなどから、9月8日からのレース再開を目指し、本番を想定したリハーサルを実施しています。

 不正を受け組合は、レース前日に騎手が宿泊する「調整ルーム」の監視カメラを9台から33台に増やすなど管理・監視体制を強化していて、「信頼回復に向け一丸となって取り組む」としています。