南海トラフ巨大地震に備え、愛知県警が実物のアパートを利用して救助の訓練をしました。

 名古屋市瑞穂区のアパートで、扉をエンジンカッターで切断する愛知県警の機動隊員。

 社員寮として使われていた取り壊しが予定されているアパートで29日、南海トラフ巨大地震で倒壊した建物内に住民が閉じ込められた想定で救助訓練が行われました。

 訓練には、瑞穂署の署員や広域緊急援助隊などあわせて50人が参加。

 3階の部屋からロープを使って救助するために、ベランダの柵を切り取るなど、通常ではできない訓練に参加した隊員らは緊張感をもって臨んでいました。