JR東海は、東海道新幹線の20代で車掌の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。男性は車内改札などを担当していましたが、乗客との濃厚接触はないということです。

 感染が確認されたのは、東京の運輸所に所属する20代で車掌の男性で、愛知県への出張から自宅に戻った30日、味覚の異常を訴えて医療機関を受診し、PCR検査の結果、陽性が判明しました。

 男性は7月23日の乗務中にも頭痛を発症し、翌日の乗務後に発熱したことから一度検査を受けていましたが、その際は陰性とされていました。

 JR東海によりますと、男性は7月21日から24日にかけ、合わせて21本の列車で車内改札などの業務を担当していたということですが、乗客との濃厚接触はないとしています。