
小学校1年の娘を持つ母親で、バレーボール選手としても第一線で活躍するトヨタ車体クインシーズの荒木絵里香選手。開幕したVリーグ、新キャプテンになった日本代表としての東京オリンピックへの想いを聞きました。
先週末行われたVリーグで活躍したトヨタ車体クインシーズの荒木絵里香選手(36)。日本代表の新キャプテンでありながら、小学1年の娘がいるママさんアスリートです。
荒木選手:
「(東京五輪の1年延期は)ショックというか一瞬パニックという感じになりました。まず一番に浮かんだのは娘のことですね」
今年の春、小学生になった娘の和香ちゃん。1年の延期は娘と暮らす時間にも大きな影響がありました。
荒木選手:
「今の娘はそんなことよりも家にママがいてほしいというので、母親がバレーボール選手ということは複雑な思いなのかな…」
荒木選手はこれまで3度のオリンピックに出場し、2012年のロンドンでは銅メダルを獲得、日本のため、そして娘のためにも、東京では結果で恩返ししたいといいます。
荒木選手:
「東洋の魔女・大先輩たちが築いてくれてたバレーボールの(伝統を)つなげていかないといけないと思うし、自国で開催される五輪を選手として挑戦できるチャンスはすごく貴重だし、出たい、プレーしたい。自分が毎日挑戦している姿を娘に見てもらって何かしら感じてもらえたらなという思いがあります」