愛知県医師会は発熱などの症状が出た人を対象に、新型コロナウイルスの診察が可能な医療機関を紹介する電話相談窓口を設け、利用を呼びかけました。

 新型コロナを巡っては、愛知県で10月から1300ある「診療・検査医療機関」で受診できるようになりましたが、医療機関名は一部しか公表されておらず、これまで希望者は保健所などに相談する必要がありました。

 そこで愛知県医師会は、11月1日から休日・夜間の病院などを案内する「救急医療情報センター」で、新たに新型コロナの疑いがある人が受診ができる医療機関を紹介することにしました。

 センターでは土日祝日を含め24時間体制で電話対応し、相談してきた人の住む地域にある「診察・検査医療機関」と受け入れを調整するとしています。

 愛知県医師会の柵木充明会長は「センターの活用で医療機関の負担軽減につながり、患者もスムーズに診療を受けることが期待できる」と話しています。

※救急医療情報センター:(052)263-1133