買い物の機会が増える年末に向けて万引きの被害を防ごうと、警察官がスーパーで買い物客らに注意を呼びかけました。

 名古屋市南区のスーパーの一角で愛知県警南署の警察官が買い物客らに手渡したのは、万引き防止を呼びかけるシールを貼った透明の買い物袋。

 買い物の機会が増える年末に向け、万引きの被害を防ごうと、およそ100人に配りました。

 警察によりますと、南区内の万引きの認知件数は、新型コロナの影響で外出を控えるようになったため去年の同じ時期に比べて減少しているものの、9月頃からは増加傾向にあります。

 また、レジ袋が有料化された今年7月以降は、マイバッグの中に商品を入れて盗む手口の万引きも多くみられるということです。