
新しい年を迎えるまで1カ月を切りました。来年の『手帳』のおススメ品を取材しました。
お祓いをしているのは…なんと来年の手帳です。
伊藤手帳の伊藤社長:
「書き込む予定がなくなっちゃっただとか、とても残念な声ばかり聞こえてきましたので、ぜひ来年はそういう1年ではなくて、皆さんがワクワクするような楽しい1年になってほしいと思います」
祈願祭を行ったのは、名古屋に本社を置く「伊藤手帳」。
街で聞いてみても、皆さんそれぞれの理由で、スマホ全盛の今でも手書きの手帳を重宝しているようです。
20代の女子大学生:
「予定の幅を自分で決められるから、何日間とか矢印でやったり」
30代の会社員男性:
「手書きの方が見やすいし、自分の字で書いた方が覚えやすい」
スケジュール管理のほかにも、日記や家計簿の代わりに、さらには健康管理で食べたものを書き込むなど使い方は様々。
毎年趣向を凝らした手帳が続々登場していて、伊藤手帳でも業界初という新商品を投入しました。
伊藤手帳の伊藤社長:
「持ち運ぶときは、このくらいのコンパクトなサイズなんですけど」
手のひらサイズの手帳。四つ折りになっていて、開くと中は2段。上は月間スケジュール、下はその日の予定などを書くページになっていて、書き込んだ予定とメモを一度で見られるといいます。
(リポート)
「名古屋の東急ハンズです。手帳コーナーはピークを迎えていて、少なくなっている商品もありますね」
ずらりと並んだ来年の手帳、その数300種類以上。この中からおススメの手帳3つを、手帳担当の熊木さんに教えてもらいました。まず勧めてくれたのは…。
東急ハンズ名古屋店の熊木さん:
「『カスタムダイアリーステッカー』という商品なんですけれども、1ヶ月が1枚のシールになっている商品です」
この商品の一番の特徴は、予定などを書き込むカレンダーがシールになっていること。
熊木さん:
「例えばお気に入りのノートに貼ることで、そのノートを手帳として使うこともできます。既製の手帳というだけではなくて、自分のお気に入りのものを作りたいという需要が結構あります」
続いては、5年分のスケジュールが書き込める「5年卓上日誌」という手帳。長期でのスケジュール管理以外にも、育児日記などに使う人も多いんだそうです。
最後が、熊木さん一押しの「プレイ手帳」。
一見普通の手帳ですが、あみだくじやクロスワードのゲームなど色々な仕掛けがあり、予定を書き込むだけでなく、一年を通して飽きずに楽しく使えるんだそうです。
熊木さん:
「今年は本当に特別な年ではありましたけれども、手帳でしたらページをめくればすぐに、何があったか分かりますので。そういったところでも手書きで残すというのは、大事なことではないのかなと思います」