三重県では15日、新たに14人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また入院していた70代の男性が亡くなりました。

 感染が確認されたのは、伊賀市や松阪市などに住む30代から80代までの男女14人です。

 名張市などに住む30代から80代の男女5人は、クラスターになっている伊賀市の岡波総合病院の看護師や入院患者です。

 5人は、1度は検査で陰性でしたが症状が出るなどしたため再検査したところ、陽性となりました。この病院での感染者は15人になりました。

 また、これまで職員など4人に感染が確認されていた松阪市のデイサービス施設「ツクイ松阪船江」では、新たに40代の女性職員の感染もわかりました。

 県はこの施設を県内21例目のクラスターとして残りの職員3人の検査を進めています。

 また、入院後に容体が悪化して重症になっていた70代の男性が14日に亡くなりました。

 15日時点の三重県の病床使用率は45.6%で、感染者数は1076人になりました。