名古屋市は25日、新たに139人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。高齢者施設の関係者の感染が相次いでいます。

 感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女合わせて139人です。

 このうち、40代から80代の女性15人は、クラスターとなっている市内の障害者施設の利用者で、この施設に関係する感染者は26人になりました。

 またクラスターになっている市内の4つの高齢者施設の利用者やその家族、合わせて7人の感染も判明しています。

 さらに、これまで患者6人が感染していた医療機関の看護師1人と患者7人の陽性となったほか、複数の関係者に感染がわかっている高齢者施設の利用者と職員合わせて8人も陽性とわかり、いずれもクラスターに認定される見通しです。

 25日は入院していた90代の男性が亡くなったほか、70代の男性は救急搬送され亡くなった後に検査で陽性が判明しました。

 名古屋市で死亡した感染者はこれで93人になりました。

画像:NIAID-RML