愛知県と岐阜県の国に対する緊急事態宣言の対象地域への追加要請。両県での街の声は…。

愛知県の女性:
「必要であるとは思うんですが、感染を抑えることと、きちんと生活を回るようにすることが非常に難しい」

同・男性:
「遅いんじゃないですか?本来は(感染拡大する前に)対策があった方が良かった」

同・別の女性:
「もうちょっと早く出した方が良かったんじゃないかな。(授業も)全部オンラインで対面の方がいいんですけど、感染とか考えたらオンラインの方がいい」

 名古屋では、緊急事態宣言要請について疑問や批判の声が多く聞かれました。

 一方、岐阜市では評価する声があがる中、厳しい意見も…。

岐阜県の男性:
「割と早めに出たような気もするのはしますね。大阪・兵庫と同じではないですけど、中核都市としては(感染者数が)多いほうなので、妥当かなと思います」

同・女性:
「(コロナ感染が)間近になったと実感するので早く出てほしい。収まる気はしないですけどね」

同・別の女性:
「(宣言が)出ようが出まいが、出る人はこんなおばあさんでも歩いている。当たり前に出ちゃうもんね、またかって感じで」

 同じ岐阜市の繁華街・柳ヶ瀬にある飲食店では…。

飲食店の店主:
「ランチは午後2時半くらいまでやってますけど、前回(の緊急事態宣言)の時はほとんど客がいなくなった」

 岐阜県では緊急事態宣言が発令されるより一足早く、12日から酒を提供する飲食店などへの時短要請の延長期間に。それに伴い酒の提供は午後7時までに、閉店時間は午後8時へと要請が強化されました。

同・店主:
「7時までの酒類提供はほとんど不可能。正直言えば休めってことでしょ?できればもっと早く止めて(協力金を)拡充していただいた方が助かった」

 節分前の11日、岐阜市に登場した2体の巨大な赤鬼像。例年、たすきのメッセージは、交通安全ですが今年は「コロナに負けるな」。

 13日にも発令される緊急事態宣言。コロナ対策の金棒になることを願います。