愛知県碧南市特産のニンジン「へきなん美人」の出荷が最盛期を迎えています。

 碧南市の128戸の農家は、矢作川流域の水はけのよい市内や西尾市の砂地を利用してニンジンを栽培していて、へきなん美人のブランド名で年間8千トンを出荷しています。

 去年11月から始まった出荷は、厳しい冷え込みで甘みが増す今が最盛期で、畑から掘り出されたニンジンが水洗いされたあと、手際よく箱に詰められていきました。

 へきなん美人は甘みが強く臭みがないのが特徴で、生で食べたりジュースにして飲んだりしても美味しいということです。

 へきなん美人の収穫は2月末まで続き、東海地方をはじめ北陸・関西方面の市場へ出荷されます。