岐阜県知事選挙は、古田肇知事が5期目の当選を果たしました。一夜明けて県民からは古田知事に対し、新型コロナ対策に加えて「アフターコロナ」を見据えた岐阜のビジョンづくりを求める声が聞かれました。

 55年ぶりに保守分裂となった岐阜県知事選挙は、県選出の自民党国会議員の大半が支援した古田知事(73)が38万票余りを獲得し、県政史上最多となる5期目の当選を果たしました。

 一方、自民党県議団幹部らの支援を受け、古田知事との事実上の一騎打ちに敗れた元官僚の江崎禎英さん(56)。一夜明けた25日朝、JR岐阜駅前で有権者に選挙戦での支援に対する感謝を伝えていました。

 また、県民からは古田知事に対して新型コロナ対策に加え、アフターコロナを見据えた岐阜のビジョンづくりを求める声などが聞かれました。

70代会社員:
「コロナはもう当たり前のことですから。やっぱり長い目で見た、1つのビジョンみたいなものが出るといいですね」

70代事務:
「(Q.古田知事に求めることは?)このコロナ(対策)とコロナ後の経済と。介護関係などのケアもしっかりとお願いしたいと思います」