信用金庫でAIロボットが客を案内する実証実験が行われました。

 大きなディスプレイが特徴的な自立走行型のAIロボット「temi」。大垣西濃信用金庫本店では8日から、地元のIT企業が開発したAIロボットが接客をする実証実験が始まりました。

 temiは訪れた客の顔を認識して近づき、画面に表示されたメニューから客が来店目的を指定すると、窓口まで案内します。

 また相談内容よっては個室に案内し、客と担当者をオンラインでつなぐこともできます。

 開発した大垣市のIT企業・DDRの藤田浩三代表は「非対面接触でコロナ対策になるほか、高齢者の利便性向上と、企業の業務効率化が進むのではないか」と話していました。