6日、週末の名古屋・栄の様子…。緊急事態宣言の延長が決まって初めての週末でしたが、人出が急増していました。街の人から聞かれたのは「気が緩んでいる」という声でした。

 緊急事態宣言の延長が決まってから初めての週末。午前中の人出はそれほど多く感じられませんでしたが、午後3時ごろには、買い物客など人出が増え始めていました。

60代の女性:
「東京から(出張で)来たんですけれども。私もこうやって(仕事で)出てきてしまっていますけど、宣言があっても状況としてはちょっと緩い感じなので」

 NTTドコモが分析したデータによりますと、感染が広がる前と比較した人出は、緊急事態宣言が出た直後の週末、1月16日が86.4%だったのに対し、6日は96.6%と、感染拡大前とほとんど変わらない人出になっていました。

 行き交う人たちから聞かれたのは、「気が緩んでいる」という声でした。

10代の女性:
「私、多分緩んでると思います。緊急事態宣言なのに遊びに出歩いちゃったりとか。良くないとは思っているんですけど。『私実際かかってないし』って思っちゃうところが大きいです」

60代の男性:
「前の(1度目の)緊急事態宣言の時よりは緩んでいるというし、もう1か月くらいは我慢したほうが良いんじゃないかなと思う」