プロ棋士となる四段昇段を決めた岐阜県各務原市の高田明浩新四段(18)が10日、地元の各務原市役所を訪れ、市長にプロ入りを報告しました。

 高田新四段は10日、両親らとともに各務原市役所を訪れ、浅野健司市長に「13勝5敗の成績で四段になりました」とプロ入りを報告しました。

 高田新四段は3月6日、東京の将棋会館で行われたプロ棋士養成機関「奨励会」三段リーグで13勝5敗の成績で2位となり、18歳8か月でプロとなる四段への昇段を決めました。

 浅野市長は「夢を実現されおめでとうございます。これからはプロとしての活躍を期待しています」と激励しました。

 高田新四段は「同い年の藤井聡太二冠が残された功績は偉大なので、続けるような活躍をしたい。将来はタイトルを獲りたい」と話しました。

 報告の後は小学校1年の時から続けているというけん玉で技を披露し、「集中力を高めるのに役に立っている」と話しました。