愛知県が新型コロナの影響で深刻化している、孤独や孤立の問題について協議しました。

 コロナ禍で職を失ったり外出自粛が長期化したりして、孤独や孤立が深刻化している問題を受け、愛知県は対策を進めるための連絡会議を設置しました。

 26日の初会合では、県庁のほぼ全ての部局が参加し、孤独や孤立する人が増えている現状について確認しました。

 去年、愛知県内の自殺者は7年ぶりに増加に転じ、前の年より10.4%多い1172人となっていて、県は今後連絡会議を通じて、自殺防止や生活困窮者の支援などの対策をまとめる方針です。

 大村知事は会議の中で「孤独・孤立にならない、誰一人として取り残さない愛知県を作っていきたい」と話しました。