レンタカー会社の職員が、名古屋の市営駐車場を約170万円分不正に利用したことがわかりました。

 不正な利用が発覚したのは、名古屋市中区の市営久屋駐車場です。

 この駐車場では「タイムズカー栄店」がレンタカー業務を行っていて、この店の店長とアルバイト6人の計7人が、2019年8月から2021年3月にかけて業務で使うための機械を不正に操作したり、駐車券を不正に利用するなどして自分の車を停めて、約170万円分の駐車料金の支払いを免れたとみられています。

 市の交通施設管理課によりますと、7人は車で通勤して駐車場を不正に利用していたということです。

 同じ車が連日停まっているのを不審に思った駐車場の職員が調べたところ、不正がわかったということです。

 名古屋市は他の市営駐車場でも同様の不正利用がないか調査する方針です。