12日から、愛知県は緊急事態宣言の期間に入ります。10日午後、東海テレビの番組に生出演した大村知事は、宣言中、7日間平均の新規感染者数を200人以下に押さえ込むとの目標を示しました。

大村愛知県知事:
「ステージ3、それからステージ2に近付くところまで落とし込んでいきたい。(直近7日平均)1日の感染者数を200人切るところまで、入院患者は(直近7日平均)300人ぐらいのところまで。今のちょうど半分ぐらいまで減らしていきたい、落ち着かせていきたい。これを5月末までの目標にしたい」

 10日午後、東海テレビ『ニュースOne』に生出演した大村知事はこのように述べ、5月末までの緊急事態宣言で7日間平均の新規感染者数を200人以下に、入院患者を300人程度に抑え込むとの目標を掲げました。

 その上で、大村知事は目標に達せず医療体制が厳しい状況であれば「宣言延長の要請は考えざるを得ない」と述べました。

 また、大村知事は飲食店への時短要請の影響を受けた取引業者に対し、県独自で支援策を検討していて、5月中にも示す方針であることを明らかにしました。

 一方、9日から「まん延防止等重点措置」が適用されている三重県。鈴木知事は10日午後に会見し、東海3県で連携して感染対策に取り組む考えを示しました。

鈴木三重県知事:
「三重県については、まん延防止等重点措置が9日から適用になりましたので、とにかくそれを全力でやる。東海3県で面的にしっかり対応するということを、とにかく全力でやっていきたい」