不祥事が相次ぐ岐阜県の笠松競馬で騎手や調教師らが参加して研修会が開かれました。

 研修会には笠松競馬の騎手や調教師らおよそ110人が参加。税務署の職員が講師となり、確定申告の方法や過去の申告漏れの事例などについて説明を受けました。

 笠松競馬では、一部の騎手や調教師が競馬法で禁じられた馬券購入に関与したり、名古屋国税局にあわせて3億円を超える所得隠しを指摘されるなどしました。

岐阜県調騎会会長の後藤調教師:
「しっかりとみんなで真摯に受け止めて、開催に向けてやっていきたいと思っています。一般常識もみんなで勉強していけたらと思います」

 岐阜県地方競馬組合では、騎手や調教師だけでなくその親族や組合職員向けの研修も計画していて、今年7月のレースの再開を目指しています。