三重県では21日、新たに39人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また、4人に変異ウイルスの感染が判明しました。

 新型コロナウイルスの感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10歳未満から80代までの39人です。

 名張市に住む80代女性は県内のデイサービスの利用者で、職員や利用者あわせて36人の検査を進めています。

 津市の20代男性は、陸上自衛隊の久居駐屯地に所属する自衛官で、20日に感染が確認された春日井駐屯地に所属する20代の男性自衛官と5月9日から19日まで同じ訓練を受けていました。

 県は2人と一緒に訓練をしていた他の自衛隊員37人に検査を進めていて、そのうち3人はまだ結果が出ていませんが、34人は陰性だったということです。

 21日は入院していた70代女性2人が亡くなったことも発表されました。

 変異ウイルスにはこれまでの陽性患者の中から、新たに20代から60代の4人に感染がわかりました。

 三重県の21日時点の病床使用率は42.3%、累計の感染者数は4640人です。