気温が上がり湿気も増すこれからの季節は、雑菌が増えやすくなるため食中毒に注意が必要です。

 家のキッチンで雑菌の温床になりやすいのが「まな板」です。まな板の正しい手入れの方法は…。

(1)中性洗剤で傷目に添ってブラシで汚れを落とす

(2)塩素系除菌漂白剤で除菌・漂白する。まな板を覆った布巾の上から漂白剤をかけて、30分置く

(3)水で洗い流し、ふき取って乾燥。風通しのよい場所で乾燥・保存する

「まな板の側面」は見落としがちになるため、注意が必要です。また肉や魚のたんぱく質は、60度以上のお湯で固まる性質があります。

 たんぱく質の汚れが板の傷の中に入り込み、腐敗して雑菌を繁殖させることがあるため、必ずぬるま湯や水を使いましょう。