愛知県では12日、新たに42人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは、10歳未満から90代までの42人です。1週間前の7月5日は21人で、12日は倍となりました。

 碧南市の病院では、12日までに40代から90代までの患者と職員合わせて27人に感染が判明し、県がクラスターと認定しました。

 また、これまでの感染者のうち新たに7人にインド型変異ウイルス・デルタの感染が確認され、感染者は累計で55人となっています。

 12日は、入院していた一宮市の高齢者が亡くなったことも発表され、死者は累計で984人となりました。

 大村知事は12日の会見で感染状況について、「明らかにリバウンド傾向」と述べ、7月12日から8月11日までの独自の「厳重警戒宣言」で感染拡大を防止したい考えを示しました。