愛知県犬山市に、観光の拠点となる新しいホテルが7月15日にオープンするのを前に、内覧会が開かれました。

 名鉄犬山駅前に15日オープンする「ホテルミュースタイル犬山エクスペリエンス」。

 ホテルミュースタイルは名鉄グループが展開する新しいスタイルのホテルで、コンセプトは犬山の文化や歴史を体感できる『犬山体験』。

 ロビーでは犬山の城下町を再現した瓦屋根の飾りや、犬山城歴代城主・成瀬家も愛用した犬山焼が並びます。

 客室は全部で118室、スタンダードなツインの部屋は2人で1万円台から利用ができ、部屋には犬山城や木曽川などの写真や木曽川鵜飼のかがり火をモチーフにした照明も。

 大浴場は、桃太郎伝説にちなんで、桃の露天風呂も完備されています。

 ホテルにはグリーンを基調としたおしゃれなカフェも併設。地元でとれた新鮮な野菜のバーニャカウダや、豊橋のブランド豚「秀麗豚」などが味わえて、宿泊しない人も利用することができます。

 この他にも、犬山焼の絵付け体験や和菓子作りなどの犬山らしいイベントも開催していく予定で、メインターゲットは20代から40代の女性としています。

大原総支配人:
「20代から40代の女性の皆さまは好奇心が旺盛ですので、犬山の隠れた魅力をどんどん作り上げて、多くの人たちが魅力的に感じるようなコンテンツを揃えていきたい」

 ホテルミュースタイル犬山エクスペリエンスは7月15日にオープンします。

 名鉄グループでは、2019年に営業を終了した名鉄犬山ホテルの跡地にも、2022年3月に新しいホテルをオープンする予定です。