名古屋市で15日午前、氷の粒のようなものが降り、SNSでは「名古屋雪」がトレンド入りするなどして話題となりました。気象台に問い合わせたところ、「観測していないから分からない」としています。

 15日午前11時20分過ぎの名古屋駅方面の映像を調べてみると、21分15秒過ぎ頃から「コンコン」という何かが当たる音とともに白いものが画面に…。その光景は少しずつ激しくなりました。

 このカメラの場所から、西に約1キロ離れた場所の同じ時間帯の映像は…雨。次第に激しくなっていきました。

 東海地方では15日、大気が非常に不安定な状態となり積乱雲が発達していて、名古屋地方気象台は、愛知県内では、「雹(ひょう)」が降る恐れもあると呼びかけていました。

 今回の減少については「観測していないので、雹なのかは分からない」としています。ちなみに「雹」は直径5ミリから50ミリの氷の粒や塊のことで、直径5ミリより小さい氷の粒は「霰(あられ)」とです。