愛知県新城市で、市民1人に水道料金2か月分約4000円のところ、誤って約257万円徴収していたことが分かり、市が20日返還しました。

 新城市によりますと、市民1人の5月と6月の水道料金あわせて3938円を、誤って256万8533円多く徴収していたということです。

 18日に本人が市の上下水道部を訪れて指摘し、誤徴収が発覚しました。市は20日、誤って徴収した256万8533円を返還したということです。

 6月15日に行った検針の際、数値の入力を誤ったことが原因とみられていて、6月29日の2回目の検針で、入力ミスに気づいて正しい数値に直したものの、システムの実行ボタンを押し忘れ、誤って請求したということです。

 市は今後、複数の職員でチェックすることを改めて徹底するなど、再発防止に努めるとしています。