名古屋市は23日、新型コロナウイルスのワクチンを接種した20代の女性2人と50代の男性が、副反応の疑いで救急搬送されたと発表しました。

 市によりますと、3人はいずれも市内の集団接種会場で新型コロナウイルスワクチンの接種を受けました。

 20代女性の1人は16日に接種を受けた後の正午ごろ、会場での経過観察中にじんましんや咳が出たため、病院に搬送されました。

 女性はその日は入院し、翌日退院しました。

 もう1人の20代女性は、19日に接種を受けた後の午後5時半ごろ、会場での経過観察中にけいれんなどの症状がでたため、病院に搬送されましたが、その日のうちに帰宅しました。

 また、50代男性は21日に接種を受けた後の午後6時40分ごろ、会場での経過観察中に気分が悪くなり、病院に搬送されましたが、その日のうちに帰宅したということです。

 名古屋市でワクチン接種の副反応の疑いで緊急搬送されたのは、22人となりました。