マスク生活での“顔が見えづらい”という問題を解消してくれるアイテムが、話題になっています。

 噂のアイテムを作ったのは、名古屋市東区の「長屋印刷」。

長屋印刷の中川社長:
「長屋印刷の中川と申します」

(リポート)
「なんと!名刺にマスクで隠れている部分がプリントされてる」

 マスクで隠れている口元の部分を印刷した、その名も「スマイル名刺」。顔の前に名刺をかざすと、マスクを外した自分の笑顔が。

 今年6月の発売開始以降、個人で活躍する人や、一期一会の出会いが多い通訳、ガイドといった職業の人を中心に、発注が増えているそうです。

中川社長:
「想像してなかったんですけど、大学生の方が就活でおそらく使われると思うんですけど、大学生の方の注文も数は多くないですが、ありましたね。私自身も自分で使っているんですけど、出会って30秒のインパクトと掴みがばっちりでございます」

 マスク生活の弊害は身近な暮らしの中にこそ多く、主婦やお子さんにとっても、この「スマイル名刺」は顔と名前を覚えてもらうための、有効な切り札になるかもしれません。

 注文はスマホやパソコンからできるということです。