
岸田内閣の顔ぶれに、東海3県の人はどんな印象を持っているのか、街で聞いてみると、早速期待や厳しい意見が聞かれました。
販売業の40代男性:
「あんまり知っている人はいないですかね。『この人だからこれ』っていうのがないので、そういうのがあれば支持はしたいですけど」
70代男性:
「初入閣というのが結構多いね。だけど難しいんじゃないかな。僕は誰がやっても一緒だと思うけどね」
20人中13人が初入閣のためか、皆さんあまりピンときていない様子。しかし、商売を営む人からは、一刻も早い経済政策を望む声が上がります。
アパレル業の50代男性:
「(支援について)飲食ばかりなので、取り上げられるのが。アパレルが大変というのは一律でそうやって聞いているので、大須商店街でも。飲食店だけじゃなくて、全体をもうちょっとバランスよく色んなことをやってもらいたいと正直に思いますね」
お母さんたちが気になるのは「こども庁」担当大臣。
30代主婦:
「(気になるのは)野田さんとかですかね。子育ての支援をしていただけると助かります」
別の30代主婦:
「子どもを大切にしようっていう国のやる気じゃないですけど。これから生きていかなければいけない子供たちに特化したところがあるというのはいいのかなと思います」
新内閣に期待を寄せる一方、岸田総理は10月14日で衆議院を解散する意向を固め、1カ月未満という「短期間」内閣となる見通しに…。
会社員の50代男性:
「今これで内閣をつくっても、すぐ衆院選でしょ。何日の内閣なの?っていう話。政権交代したらまた変わるわけじゃん」
飲食業の30代男性:
「何のために今の内閣が…場つなぎしないといけないのかもしれないけど。意味ないんじゃないかと」
厳しい指摘もありますが、この新内閣に皆さんがあえて名前を付けるなら「ナニ内閣」なのでしょうか。
70代女性:
「大きい声では言えませんけど『忖度内閣』じゃないですか。安倍さんの力が強いなって。岸田派が全然出ないうちに、麻生さん・安倍さんばっかりこう…」
経営者の70代男性:
「『斬新な内閣』だと思います。知る人ぞ知る若手の優秀な人が、けっこう採用されているんじゃないかなという気がします」
30代女性:
「『不安内閣』?顔見ても分かんない人ばかりなので」
新内閣には、期待も不安も寄せられています。