三重県尾鷲市で、10月1日から伊勢エビ漁が解禁となり、連日水揚げ作業が行われています。

 尾鷲市の大曽根漁港では、夜明け前の午前5時半ごろに漁船が出港し、漁師たちが仕掛けた網にかかった伊勢エビを手際よく引き上げていきました。

 この刺し網漁は、夜にエサを求めて移動する夜行性の伊勢エビの習性を利用したもので、5日は200グラムから1キロほど重さの伊勢エビが水揚げされました。

 去年は新型コロナの影響で需要が減り、1キロ2000円台まで価格が落ち込んだこともありましたが、今年は1キロあたり3300円から4200円で取り引きされていました。

 伊勢エビ漁は、来年4月まで続きます。