三重県では5日、新たに8人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、鈴鹿市や亀山市などに住む10歳未満から80代までの男女8人です。

 菰野町の70代の男女2人は、同居する家族で男性に9月27日に咳などの症状が出たため検査をして陽性が判明し、濃厚接触者となった女性もその後感染がわかりました。

 2人は10月1日までは同じ通所型の福祉施設を利用していて、県は男性と接触があった職員や利用者合わせて21人などの検査を進めています。

 四日市市の80代女性はクラスターになっている市内の特別養護老人ホームの入所者で、これまでの検査で2度陰性が確認されていましたが、10月1日に発熱などの症状が出たため、その後3度目の検査をして陽性になりました。

 このクラスターは15人になり、市は他の入所者などの健康観察を続けています。

 5日時点の病床使用率は10.4%で、自宅療養を含む入院調整中の患者は、前日から33人減って80人になりました。