名古屋市天白区では20日、自動車盗の被害を防ごうと盗難防止の装置を紹介するイベントが開かれました。

 車の窓ガラスの振動や、ドアの開閉に反応して警報音が鳴る防犯装置。車を降りる際に電源を入れておけば、万一、車が盗まれそうになっても、手元のリモコンまで教えてくれます。

 会場では、愛知県内で今年2番目に被害の多いレクサスLXをモデルに、女性でも簡単に取り付けられるワイヤータイプのハンドルロックも披露されました。

参加者:
「取り付けにすごく時間が掛かったり、とても大変な器具が多かったので、今回のを活用させていただこうかなと思っています」

別の参加者:
「(セキュリティーを)1つより2つ、2つより3つと増設した方が、やっぱり盗む方も盗みにくくなるので」

 愛知県内での自動車盗は、今年は9月末までに557件と、すでに去年1年間の件数よりも57件多くなっています。

 警察は、犯行グループは盗み出すのに時間がかかることを嫌うことなどから、複数の防犯対策を組み合わせるよう呼びかけています。