名古屋駅のJRセントラルタワーズで21日、巨大地震を想定した防災訓練が行われました。

 訓練は南海トラフ巨大地震が発生し、名古屋市中村区で震度6を観測した想定で行われ、JR東海の駅員やJRセントラルタワーズに入るホテルの従業員らが参加しました。

 参加した人は、起震車で震度7の揺れを体験したほか、消火剤の代わりに水を入れた消火器で、初期消火の方法を学んでいました。

ホテル従業員:
「(消化器の)重さだったり、消火活動の難しさを知ることができて、いい機会だなと思いました」

別のホテル従業員:
「いざ起こった時にお客さまに冷静にご案内ができないので、日頃から意識していきたいと思いました」

 訓練の担当者は、「災害時にはビルのテナントの協力が必要なので、訓練を重ねていきたい」と話していました。