衆議院議員選挙は23日公示後初の週末を迎え、候補者は各地の街頭などで支持拡大に熱を入れています。

 爽やかな秋晴れとなった公示後初の週末、名古屋市昭和区では、候補者が商業施設の前でマイクを握り、買い物客らに政策を訴え支持を呼び掛けました。

 今回の衆院選には、東海3県の24の選挙区に合わせて67人が立候補していて、主な争点となっているコロナ対策や「分配」のあり方を中心とした経済政策などを巡り、論戦を繰り広げています。

 また、立憲・共産・国民・れいわ・社民の野党5党が15の選挙区で候補者を一本化した成果にも注目が集まっています。

 こうした中、愛知県の一宮市役所に設けられた期日前投票所では、地元の高校3年生2人が投票に不正がないかを監視する立会人を務めました。

 若い世代に対し、選挙に関心を持ってもらうために一宮市が今回初めて実施する取り組みで、参加した女子生徒2人は緊張した面持ちで準備を進めていました。

生徒:
「18歳になって選挙権を持つことができたので、その立会人が経験できるということで参加しようと思った」

別の生徒:
「今後の日本を作っていく若い人たちがもっと選挙に興味を持って、投票率が上がっていったらいいなと」

 衆院選の投票日は10月31日で、即日開票されます。