愛知県常滑市の「セントレアホテル」にまるで航空機のような部屋が登場しました。航空ファンだけでなく、ファミリーでも楽しむことができます。

 コックピットに航空機の座席。飛行機の中にいるようですが、実はホテルの客室です。中部国際空港に隣接する「セントレアホテル」に登場した「ANA ROOM」。

 部屋には本物の航空機の座席のほか、ボーイングのタイヤホイールで作ったテーブルが置かれるなど、航空ファンも嬉しいグッズが集まっています。

 さらにデスクにはフライトシミュレーターを設置。操縦桿を握り、パイロット気分を味わえます。

 ホテルを運営する名鉄グランドホテルと、全日空の子会社「ANAあきんど」がタッグを組んで誕生したこの客室。楽しめるのは部屋の内装だけではありません。

(リポート)
「実際に機内のカートで料理が運ばれてきました」

 機内サービスのように運ばれてきたのは機内食を再現した夕食。朝食付きのプランにオプションで付けることができます。

 部屋の窓から伊勢湾をバックに飛び立つ航空機を眺めながら、くつろぐことができます。

名鉄グランドホテルの担当者:
「コロナがやはり完全には収束しない中で、お部屋の中で一日楽しんでいただける。暗い話題が多かった中で『ANA ROOM』といった新しいお部屋をつくって、お客さまにたくさん来ていただく、ホテルの起爆剤になれば」

「ANA ROOM」の宿泊料金は1室2人で3万4000円から、公式ホームページで予約ができます。