マスク生活が続き、肌荒れなどで気になるメイク事情。コロナ禍に様々な化粧品が出ていますが、実は今男性が化粧をする「メンズメイク」が人気だそうです。

 口元にはリップ、眉毛をカット…メイクしているのは男性です。

 ジェイアール名古屋タカシマヤ主催の男性向けメイクアップ体験会。美容師が男性向けの化粧品を使い、メイクの仕方を指導します。

 2日間限定のイベントで、男性およそ40人が訪れました。

ジェイアール名古屋タカシマヤの担当者:
「コロナ渦で『リモート映え』という言葉が誕生しまして、今メンズコスメ業界は非常に盛り上がっております」

 タカシマヤの7階には男性向け化粧品「メンズコスメ」の専用売り場があり、その数、25ブランド400種類。

 豊富に揃う理由は韓流ブームの影響に加え、コロナで普及した「リモートワーク」。パソコンの画面に顔が大きく映るため、女性だけでなく、男性も顔に気を遣う人が増えているそうです。

 体験した人は…。

20代の男性:
「顔のメイクアップというのかな、ニキビ痕みたいのは気になってはいたんですけど、クマとかちょっと消してもらったりとかして、こういうのもあるんだよと教えてもらって。最初より印象は違ったのでいいなって」

40代の男性:
「目のクマとかに色を付けて少しでもクマを目立たなくするとか、眉毛を描きたしてもらったんですけど、そういったことはやってなかったので印象すごい変わるんだなって思いました」

別の40代の男性:
「年齢的にはあんまりもう気にしないといけないのかな逆に、若くないですから。そういった意味でやりましたね」

ジェイアール名古屋タカシマヤの担当者:
「男性の美意識への関心というのは、どんどん高まっているなというのは、実感しておりますので、今後それがスタンダードになっていくのかなと思っております」

 今後、メンズコスメで美男子が一層増えてきそうです。